【聞こえづらさの原因?】集音器を快適に使うための正しい耳掃除

 夏が近づき、汗をかく機会が増えると、耳の中の環境も少しずつ変化してきます。実は、お電話で「最近、集音器の音が小さくなった気がする」「聞こえが悪くなった」というご相談をいただく際、機器の故障ではなく、「耳垢(みみあか)の詰まり」「間違った耳掃除」が原因であるケースがとても多いのです。

 集音器を快適に、そして大切な耳を健康に保つために、今回は「集音器ユーザーの皆様にぜひ知っていただきたい、正しい耳ケアのポイント」をお届けします。

綿棒を使って耳のケアをしようとしている人のクローズアップ写真。集音器を快適に使用するための正しい耳掃除の方法と、耳垢詰まりによる聞こえづらさの解消法を解説するイメージ。

ポイント1:綿棒での「押し込み」に要注意!

 耳がかゆい時や、お風呂上がりに綿棒で耳掃除をする方は多いですよね。しかし、集音器の耳栓(イヤーピース)を毎日耳に入れている方は、特に注意が必要です。

 耳栓を出し入れすることで、本来は自然に外へ出てくるはずの耳垢が、知らず知らずのうちに奥へ押し込まれやすくなっています。そこに綿棒を差し込んでゴシゴシと掃除をしてしまうと、さらに耳垢を奥の鼓膜の手前まで押し込んで固めてしまう(耳垢栓塞=みみあかせんそく)原因になります。これが原因で「集音器をつけても聞こえが悪い」という状態を作ってしまうのです。

ポイント2:耳掃除は「手前側を月1〜2回」で十分

 人間の耳には、古い皮膚や耳垢を自然と外側へ押し出す自浄作用が備わっています。そのため、奥までしっかり掃除をする必要はありません。

  • 回数の目安: 月に1〜2回程度で十分に綺麗に保てます。
  • 掃除の範囲: 綿棒や耳かきを使うのは、耳の入り口から1cm 程度の「手前側」だけに留めましょう。お風呂上がりに、入り口付近の水分を優しく吸い取るくらいがベストです。

ポイント3:集音器の「耳栓パーツ」のお手入れもセットで

 耳の中だけでなく、集音器のパーツ側のお手入れも「聞こえ」を保つために欠かせません。 耳栓の先端にある小さな穴に耳垢が詰まってしまうと、せっかくの音が遮られてしまいます。 週に1回程度で構いませんので、付属の小さなブラシを使って、穴に詰まった耳垢を優しく払う習慣をつけましょう。

【まとめ】

 「聞こえが気になるから」と、ついつい頑張ってしまいがちな耳掃除ですが、実は「やりすぎないこと」こそが、耳の健康と集音器の性能を長持ちさせる一番の秘訣です。

 もし「正しくお手入れしているのに、どうしても聞こえが改善しない」という場合は、耳鼻科の先生に一度耳の中を診てもらうか、お気軽にMimitakaraのサポート窓口までお電話ください。機器の点検や、パーツ交換のご案内など、スタッフが丁寧に対応させていただきます。

 正しい耳ケアで、この夏もクリアでハッピーな聞こえの生活を送りましょう!

mimitakara
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